TA, STA Finish
採用例
-
メタルドーム
-
HDD
-
メタルマスク
-
FPC
-
トナーブレード
-
コネクター
-
インクジェットノズル
特長
- 平坦性
- 熱処理と同時に形状矯正を行っており、平坦性に優れた素材です。
- 加工性
- 加工で蓄積された内部応力(歪み)を最小限に抑えており、加工精度の厳しい用途に最適です。
- 歪みを最小限に
- STA仕上げは板厚方向の内部応力(歪み)を極限まで低減しています。
- ばね特性の向上
- 温間にて熱処理を行うため、低温熱処理での時効効果により、ばね材としての疲労特性やばね限界値が向上します。
詳細
ハーフエッチング後の反りの比較
ハーフエッチングとは、材料表面に任意のパターンを得るために材料片面の一部を厚みの半分程度までエッチングする処理で、特に平坦度を確保することが難しい処理です。
■ TA仕上げ
TA仕上げ材は熱処理により内部応力が大幅に軽減されおり、反りは極僅かとなっています。
■ STA仕上げ
内部応力をさらに低減することで、反りを抑制しています。※鋼種や調質により反り量は変化します。
鋼種・仕上げ
製造可能範囲
※鋼種、仕上げについてはご相談ください
機械的特性
TA仕上げとSTA仕上げは機械的特性に大きな差異はございません。
■ 微細結晶粒径
一般ばね材と比較し、結晶粒径を微細化しております。
粒径は 2 つのグレードから選択できます。
グレード B1(平均結晶粒径 5~10μm)
グレード B2(平均結晶粒径 2~5μm)
※B2はB1に比べ、さらに微細化しており、処理面がスムーズになります
Catalog Download
For customers who would like to receive our product catalog
Please fill in the information from the “Download Application” below and submit your request.
You will receive an auto-reply e-mail with a URL to download the product catalog PDF.